一般に言う「中国語」とは中国本土全土での共通語である「普通語」をさします。広い中国ですので、方言が多数存在するのですが、その最も代表的なものが「広東語」です。ちなみに「普通語」と「広東語」それぞれの言葉しか話せない人同士では、会話は成立しません。方言といいましたが、同じ漢字を使った「違う言葉」といっても言い過ぎではないと思います。

広東語は主に華南の広東省とその周辺香港、マカオそれと海外に在住の華人、ワタシの経験ではニューヨーク、ハワイ、バンクーバー、マレーシアの中華街等で話されていました。日本国内の中華街でも耳にした事があります。つまり、「世界で通用する広東語」というわけです。

その広東語ですが、普通語と比べて古い中国語が残ってるらしく、その発音等も普通語と比べると日本語の漢字の音読みになんとなく近いような雰囲気があります。古い言葉が残ってる割に英語から取り入れた新しい言葉も多数あったりして面白いです。

基本的に「話し言葉」であるため、文字にならない言葉、広東語圏だけで通用する漢字、当て字なんかも存在します。そういう文字もありますが、彼らが文章を書くときは、普通語を使って広東語を書きます。いわゆる「書き言葉」です。話すときと書くときでは使う単語が違うことが多いと言う事です。新聞、雑誌等の刊行物はそのように書かれています。もちろん話し言葉そのままでかかれたものもあるんですが、非常に限られており、「本を読んで」広東語を勉強するということを出来にくくさせています。

1997年の香港返還後、香港における「普通語」の地位は上がってきていますが、まだまだ、実際の生活で話されているのは広東語です。これは今後も変わることはないと思います。

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