広州へのアクセス・列車での入国について

広州へは飛行機、バス、船と鉄道でのアクセスがありますが、ここでは港鐡(MTR)の特急列車を使っての鉄道の移動を紹介します。このページの「香港旅の基本情報」の中の「交通機関」のページでも少し紹介していますが、港鐡(MTR)が、ホンハム駅より中国本土の北京、上海そして今回紹介する広州へ「城際客運」(インターシティ列車)として列車を運行しています。

新時速

港鐡の高速列車「新時速」です。最高速度200キロ以上で走る高速列車なんですが、ヨーロッパの車両、技術で運行しているそうです。まさか中国自国の技術ではないと思っていましたが、乗車後の車内誌でこの事実を知りちょっとほっとしました(笑)確かに車両を見れば、先頭の機関車の形がヨーロッパの国際列車と形が似ているなぁ・・・。現在港鐡も参加して広州-深せんー香港間を結ぶ新しい高速鉄道を建設中のようです。この新しい高速鉄道はちょっと個人的にはパスということで。。。

さて、これらのインターシティ列車ですが、香港サイドではホンハム駅からしか乗車できません。香港から中国へ「出国」するため、出国手続きが必要だからです。したがって、改札口も羅湖行きの港鐡(MTR)の近郊列車(東鐵)とは違い、駅南側の有人改札より入場します。当然、八達通(オクトパス)も使用不可です。待合施設がそれほど広くないせいもあるのでしょうが、出発時間よりあまり早くは改札を通してくれません。早めに出国手続きを済ませてホームで時間つぶし・・・。ということはできなかったのでご注意を。

乗車券

左が乗車券の実物です。広州までの運賃ですが、全列車全席指定で一等(標準等)(JRの普通指定にあたる)が190香港ドル。特等(JRのグリーン車にあたる)が230香港ドルです。ちなみに小人は半額です。一般のインターシティ特急列車は一等しかなく、今回ワタシの乗った新時速は特等しかありません。

新時速車内

こちらが新時速車内です。「特等」と言う割には失礼ながらショボいです。JRの旧型車両の特急指定席並みですかねぇ。おそらく、この新時速は車内設備よりも200キロ以上の「速度」を売りにしている特別な列車かと思います。その速度代金としてショボい座席でも「特等」運賃をとっているのではと推測します。

車内サービスはまあ、中国だからぁ・・・ってところでしょうか。一応「特等」運賃を収受しているからか申し訳程度に軽食(お世辞にもおいしいとはいえないジュースとパン)が提供されました。もちろん食べ物を大切にするワタシは完食しました!当然お口直しに香港から持参のパンとジュースを食べたのは言うまでもありませんが・・・。あと、車内販売なるものもありましたが、売り子のお姐さんの服は派手だがやる気は地味。ってかんじでした。ま、無事故で正確に目的地まで着けばいいんですがね。

さて、香港からの列車はすべて広州市内中心より東よりの「廣州東」駅より発着します。下車時に駅構内で中国への入国審査及び税関検査があります。

地下鉄について

広州の街の中心部を地下鉄が走っています。おおよそ東西に走っているのが1号線、南北に走っているのが2号線です。清潔で安全に目的地まで到着することができます。切符の買い方ですが、自動券売機を利用します。切符の買い方自体は特別なことはないのですが、切符が日本のような紙券でも香港のようなプラスティックのカードでもなく、プラスティックのコインがおつりとともに出てきます。
そのことを知らなかったワタシはおつりと一緒に出た切符を握りしめ、切符がない!と騒いでしまいました。周りの人にその握ってる手を開いてごらん。といわれ、手の中にお金以外のものがあるのにはじめて気がつき、恥ずかしい思いをしました・・・。
さて、その切符ですが改札では入場時センサーにかざして、出場時にコインの投入口に入れる。という、どうやって運賃を判別しているのか不明な、先端技術だか古典的なんだかよくわからん仕組みとなっています。

駅構内のアナウンスは普通語、車内のアナウンスは普通語⇒英語⇒広東語の順です。あ、英語のアナウンスといっても駅名はすべて「普通語読み」なので、普通語がわからないと全然役に立ちません。ここの地下鉄に乗って初めて広東語がわかってよかった~♪と思いました。


広州の見どころ

見どころと言っても本当はもっとたくさんあるんですが、今回の訪問(1泊)で訪れた場所だけをご紹介します。

広州市街

さすがに、広東省の省都ということで、大陸らしい平坦な広い街に近代的な高層ビルが見えます。街では近代化がどんどん進められご多分に漏れず、「躍進する中国」を感じさせる街です。


珠江

珠江

中国3番目の大河だそうで、その流れはマカオの北部の街珠海へとつながります。中心部の川の両岸は遊歩道が整備されゆったりと散策することができます。但し、広州も香港より緩やかながら亜熱帯気候に属すので日差しが強く紫外線にはご注意を!乗る時間がなかったので乗ってませんが、この珠江をめぐる遊覧船が運航しており切符売り場では行列ができるほど人気のようでした。
地下鉄2号線海珠広場駅下車徒歩数分ほか


沙面

沙面

アヘン戦争終結後、珠江北岸のこの地は英仏の租界地となったそうです。今も水路で隔てられたところはヨーロッパ調の建造物が残り、きれいな並木が並び市内の喧騒とは全くの別世界です。時間がゆっくり流れています。

地下鉄1号線黄沙駅下車徒歩5分



広州で1泊しての感想

実はこれ以前にも広州へは訪問しているのですが、その時の印象とは全く変わっていました。近代的な高層ビルが立ち並ぶようになり、人々は豊かになり、街は清潔になった。という印象をうけました。
その一方で、中国全土の都会どこでも言われていることかと思いますが、「伝統的な古きよき中国」が失われていっているように感じました。かつての日本がそうであったように豊かになるにはいたし方ないことなんでしょうか・・・。

人々についての印象ですが、日本人である私にも(いちいち名乗ってませんが)多くの一般の方々は親切に世話を焼いてくださり、非常にありがたく思いました。その一方で彼ら独自の常識というか、考え方には閉口したのも事実です。(道路につばを吐く、列に割り込む、他人の会話をさえぎって割り込む等)数十年後に世界最大の経済大国といわれる国になるであろうという予想もあり、世界から挙動が注目される国なので、是非是非是非!中国以外では非常識とされる行動は改めて欲しいものです。

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