助動詞って言ってもあんまりピンとこないかもしれません。中学校の英語の時間で習ったで習った「can」とか「may」にあたるんですが、つまり助動詞単独では意味を成さずその後の動詞(+目的語)で意味を成す単語です。難しく言いましたが、使ってみるとそうでもないと思います。では、助動詞をいくつか取り上げてみましょう。

文章のなかでどの位置に助動詞を入れるかというと、
主語+助動詞+動詞+目的語の順番になります。否定するときは「唔」(m4)を助動詞の前にひっつけます。

想(so:ng2)「~したい。」

これはある物事をしたいなぁ。と思ったときに使う助動詞です。その物事に対してアクションを起こす前の段階の「~したい。」という意味の助動詞です。

  • 去香港。(ngo5 so:ng2 ho:i3 ho:ng1 gong2) 「私は香港に行きたい(と思っている)。」
  • 買件衫。(ngo5 so:ng2 maai5 gin6 saam1) 「私はシャツを買いたい(と思っている)。」

例文は上のような感じですが、もう少し例を挙げると、街を歩いていてお腹がすいてきた。そろそろ時間はお昼の12時。周りに食べる所があるないにかかわらず、思うことはひとつ「ご飯食べたい。」ですよね!?こういうときに「我想食飯。」(ngo5 so:ng2 sik6 faan1)が使えます。頭に浮かんだ「したいこと」を表現するときに使ってみては。

要(yiu3)「~したい。」

これは「想」よりぐっと自分の意思というか決意が入ります。単に思うだけじゃなく、そのことを「やってやるぜ!」的な意味合いが強くなり、また「~しなくてはならない。」と解釈できるときもあります。というか、そっちの意味合いのほうが実際には多いかもしれません。

  • 去香港。(ngo5 yiu3 ho:i3 ho:ng1 gong2) 「私は香港に行きたい(行かねばならない)。」
  • 飲珈琲。(ngo5 yiu3 yam5 ga1 fe1) 「私は珈琲が飲みたい!!!」
    くらいの訳でしょうか

日本語の「要」の意味合いのイメージといえばわかりやすいでしょうか!?「~したい。」というより「~しなアカンねん。」もとい「~しなくっちゃ。」みたいな感じで使ってみては。

識(sik1)「~できる。」

これは能力というか、技量があってできることを示すときに使います。動詞としての意味は「知ってる」「わかる(見分けられる)」という意味なので、ニュアンス的にそういった意味を含んだ感じで使われます。

  • 講英文。(ngo5 sik1 gong2 ying1 man4) 「私は英語を話せます。」
  • 煮泰國菜。(ngo5 sik1 zhu6 tai3 gwok3 choi3) 「私はタイ料理を作れます。」

能力とか技量とか大げさな表現をしましたが、ちょっとがんばればできること。ができる時にって感じで使ってみては。

會(wui5)「~だろう。」

これは物事が今後起こりうる場合、可能性のある場合に使います。英語で言うところの「will」が適当かと思います。ニュアンス的には「maybe」の意味合いも含んだ感じで使うことも多いです。

  • 嚟呢度。(ko:i5 wui5 lai4 ni1 dou6) 「彼はここに来るだろう。」
  • 聴日落雨。(ting1 yat6 wui5 lok6 yu:5) 「明日は雨が降るだろう。」

いわゆる「未来形」という意味と「たぶん~」といった感じを含んでるんで、先の予定や予想を話すときに使ってみては。

可以(ho2 yi5)「~してよい。」

これは許可を与える、求めるときに使います。

  • 可以打999。(nei5 ho2 yi5 da2 gau2 gau2 gau2) 「あなたは999へ電話していいよ。」(999は香港の救急の電話番号)
  • 可以食嗎?(ho2 yi5 sik6 ma3) 「食べてもいいですか?」

我々庶民は人様に許可を与えることは少ないですが、許可を求めることは旅先でも多いと思います。旅先で使えばきっと好感度アップ!?

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