これまで、この講得好好のなかで紹介してきた例文にももちろん出てきていますので、改めて説明の必要もないかもしれませんが、基本的な事柄を説明していきたいと思います。

人称代名詞

広東語にはいわゆる人称代名詞は単数形が3種類、複数形も3種類の計6種類あります。日本語のように「私」「俺」「ワシ」「僕」などの複数の表現はありません。男性も女性もみんな同じ形の人称代名詞を使います。

単数形

我(ngo5)

説明無用だと思いますが、一人称、つまり「私」を表す単語です。

你(nei5)

こちらは二人称、つまり「あなた」を表す単語です。

佢(ko:i5)

最後に三人称、つまり直接の話し相手以外の人を指す単語「彼」「彼女」です。広東語には三人称における男女の区別はありません。


複数形

複数形は上の単数形に「哋」(dei6)をつけたせば、OKです。考え方も単数形と全く同じです。

我哋(ngo5 dei6)

一人称、「私たち」を表す単語です。

你哋(nei5 dei6)

二人称、「あなたたち」を表す単語です。

佢哋(ko:i5 dei6)

三人称、つまり直接の話し相手以外の人を指す単語「彼ら」「彼女ら」です。


指示代名詞

呢(ni1)

日本語の「これ」にあたる単語です。これは話し手が距離的または時間的に近いと感じている時に使われます。なにをもって「近い」かというのは単に心理的感覚です。つまり、人によって違うこともあります。

嗰(go1)

日本語の「あれ」にあたる単語です。これは話者が上の「呢」(ni1)以外と感じた時に使われます。

広東語の指示代名詞は単独で使われることはありません。次回の講得好好で説明予定の「量詞」を伴います。また、複数を表すときは「啲」(di1)を量詞の変わりに使います。実際の会話の中では指示代名詞は省略されることもあります。

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