香港の街を歩いていると、いろんなところで広東語の表示やポスター看板などなどを見かけることと思います。「なんて書いてあるんだろう?」と思ったことはないですか?ここでは、香港で見つけた広東語の表示類を集めてみました。それぞれにマジメに解説を付け加え広東語の勉強にもなるようしております。
一部の表記が日本語のフォントで表せないため字体を変えて記述していますので、ご了承ください。

エスカレーターに乗るときは手すりを持ち、いたずらに走らないようにしましょう

搭電梯・握扶手 
咪亂走

daap3 din6 toi1 ・aak1 fu4 sau2
mai5 lu:n2 zhau2
エスカレーターに乗るときは手すりを持ち、いたずらに走らないようにしましょう

MTR駅で見かけました。それぞれ3文字でリズムよく作られている(推測)標語です。電梯(din6 toi1)はエスカレーターで扶手(fu4 sau2)が手すりです。咪(mai5)は禁止を表し「~(しては)いけない」の意味です。エスカレーターで走るヤツはそれほどおらんやろ!?と思ったのはワタシだけでしょうか・・・。


エスカレーターでは走らないようにしましょう

勿在電梯行走
mat4 zhoi6 din6 tai1 hang4 zhau2
エスカレーターでは走らないようにしましょう

旧KCR駅のエスカレータで見かけました。旧MTR,旧KCR2社が同じようなことを訴えてるのは「エスカレーターで走るヤツはそれほどおらんやろ!?」というワタシの思いを否定しているように感じました。勿(mat4)「~しないで」の意味で唔好や不如の書き言葉に当たります。


発車ベルが聞こえると乗車をやめるスマートなあなた

聴到嘟嘟聲停低你至精
teng1 dou3 dou1 dou1 seng1 ting4 dai1 nei5 zhi3 zhing1
発車ベルが聞こえると乗車をやめるスマートなあなた

MTR駅のポスターです。日本的に言うと「駆け込み乗車はやめましょう」というところですが、「駆け込み乗車をする人は悪い」とする日本と、「駆け込み乗車しない人はエライ!」という香港との発想の違いを感じますね。嘟嘟聲(dou1 dou1 seng1)はブザー音などを表す広東語です。彼らにはどうも「嘟嘟」と聞こえるようです。
至精(zhi3 zhing1)の至は「一番~」で精が「賢い」という意味があります。ちなみに各行の最後「聲」と「精」は韻を踏んでいるそうです。なかなか奥の深い標語です。

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